大般若会
皆さまお疲れ様です。5月27日に大成町観音寺様にて大般若会が開催されましたのでその様子をご紹介します。
普段はあまり馴染みのない言葉ですが、大般若会とは大般若経という経文を数人の僧侶が読み上げます。その経文は数百万字という膨大な量の為、僧侶達は略して読む方法(転読)を用いてその一部を大声で読み上げます。
ちなみに皆さまご存知の般若心経はこの大般若経の重要な部分を抜き出しまとめたものだそうです。
大般若会の内容としては仏教の中心思想が述べられているそうですが、平たくいえば参列者や人々の幸せな生活を願い苦厄を消し去る。そんな目的とした法会です。
7人の僧侶による転読が始まりました。空中で経本をパラパラとめくり大声で読み上げる様は迫力があります。
それが終わると御加持をして頂きます。経本を頭の上に乗せ、病気や災難の除去です。
続いて鳴動護摩です。甑(こしき)と呼ばれる物の中に洗米を入れを釜の上に乗せます。その甑からからボーっ!という音が鳴り響きます。
なんとも言えない独特な重低音が本堂に響き渡ります。
その洗米は当然御利益があり、終了後皆様に配布されます。
他にもパワー溢れるものが観音寺様にはたくさんあります。
例えばこの「おもかる石」
ご住職曰く願い事は具体的に!とのことです。
例えば競馬に当たりますように…ではなく、何レースの何の馬がきて当たっている自分も想像すること!との事です。
今回私はお手伝いとして参加させて頂きましたが貴重な体験ができ御利益も頂けて嬉しいことばかりでした。
興味のある方は来年是非とも観音寺様へ足をお運びください!きっと良い事がありますよ(^^)
(遊佐)